共催 国立大学法人 大阪大学 レーザー科学研究所
新学術領域「ナノスピン変換科学」
近年、超短パルス光源や高強度テラヘルツ光源の発展に伴って、レーザーベースの磁気共鳴実験やスピン秩序の超高速な制御が注目を集めている。一方で、スピン流等の新しい概念も現れ、スピンの自由度を活用するスピントロニクスの領域は拡張が続いている。スピン秩序・スピン流の制御に光学的手法を用いた研究も進展しつつあり、コミュニティも多岐に渡っている現実がある。本ワークショップでは、スピン秩序の超高速制御・時間軸での制御の概念を基に、可視・赤外光からテラヘルツ・マイクロ波に至る広範囲の光・電磁波の専門家が集結して、「スピン秩序の動的光制御」という研究領域を俯瞰し相互の研究を理解しあうことで、本研究分野の新たな展開を図る。招待講演を中心に構成する予定であるが、若手研究者の参加も促進するために、ポスター発表も併設する。
世話人代表 末元徹
日程: 2017年10月19日(木)〜20日(金)
場所: トヨタ産業技術記念館(名古屋市) 交通アクセス
案内リーフレット(PDF)